看護師の転職で大事なことに求人をしっかり選ぶことが挙げられます。
看護師の求人の選び方のポイントとなるのは、求人を出している病院の特徴を知ることです。
一口に病院といっても、公的病院や民間病院などの様々な形態があります。
公的病院とは国立や公立の病院を指し、福利厚生が良く教育体制がしっかり整っている場合が多いですが、求められるレベルが高く競争率も高い傾向にあります。
民間病院は規模によって病院ごとの差異が大きいですが、アットホームな雰囲気で患者さんと関わる機会が多いものの、給料が少なくなりがちです。
また、公的病院では分業化が進んいるために専門的な知識を身につけやすいことに対し、民間病院では様々な疾患の患者さんを相手にすることが多いことから適応力や幅広い知識が身につきます。
自分がどのような看護師になりたいかを考えたうえで、働く病院を選ぶと良いでしょう。
他にも、求人票のアピールしている点を確認することも大切です。
例えば子育てと仕事を両立しやすいことを強調しているのであれば「託児所は設けられているのか」「働いている看護師の中にワーキングマザーはどれだけいるのか」といった点をチェックしていきます。
救急指定の病院であるかどうかといった点や、診療科目、病床数といった細かい項目も確認すると良いです。
救急指定の病院であれば、急患を受け入れる必要があるので夜勤が忙しくなりやすいです。
気になる所があれば、面接の際に質問して確認すると良いでしょう。
職場についてよく知りたいのなら、病院見学に行ってみるのも一つの方法です。
このように転職の第一歩は、まず良い求人に出会うことから始まります。
自分の条件に合った職場への転職を叶えるために、失敗しない求人の選び方を知っておきましょう。